バナナソックス、メキシコへ ― 初めての中南米出展で出会った43社のご縁初めてのメキシコ、初めての中南米
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- 3 days ago
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8月26日・27日・28日の3日間、メキシコシティで開催されたホテル・レストラン関連の展示会に
当社も出展してまいりました。(JETROさんが出展している日本パビリオンの一角として)

ユイとしては初めてのメキシコ進出です。
正直なところ、出発前は不安半分、期待半分でした。日本から地球の裏側まで、荷物と一緒に飛行機を乗り継いで20時間以上。言葉も違えば、商習慣も違う。日本の靴下がメキシコでどう受け止められるのか、まったく想像がつきませんでした。
それでも「どのような出会いがあるのか」――その一点が、本当に楽しみでした。
上海で生まれたご縁が、メキシコで実を結ぶ
今回のメキシコ行きには、実はきっかけがありました。
昨年11月、上海で開催された中国国際輸入博覧会。あの広大な会場で、当社のブースのちょうど目の前に出展していたのが、メキシコの物流会社のみなさんでした。
会期中、何度も顔を合わせるうちに自然と会話が生まれ、当社の靴下を手に取ってもらい、そして「メキシコの代理店として販売したい」という、本当に嬉しいお言葉までいただいたのです。
あのときは、まだ半信半疑でした。展示会の高揚感の中で交わされる言葉は、往々にして熱に浮かされたものになりがちですから。
ところが今回、そのメンバーが本当に会いに来てくれたのです。
展示会場はメキシコシティ。彼らが住むのは、そこから車で3時間ほど離れたプエブラという街。決して「ちょっと寄ってみた」という距離ではありません。わざわざ時間をつくって、会場まで足を運んでくれました。
上海で蒔いた種が、10か月の時を経て、メキシコの地で芽を出した。そんな感覚でした。
事前に沢山のバナナソックスのオーダーも頂いていて、今回納品も兼ねてお会いしました。
ご注文ありがとうございます。

プエブラのお祭りの人形と、バナナソックスの神棚
再会の場で、彼らからプレゼントをいただきました。
プエブラのお祭りに登場するキャラクターの人形です。色鮮やかで、表情が豊かで、その土地の空気がそのまま形になったような一体。彼らが自分たちの街を誇りに思っていることが、手渡された瞬間に伝わってきました。
ブースに戻った私たちは、その人形をバナナソックスと並べて飾りました。
……気づけば、神棚のような佇まいになっていました。
日本の靴下と、メキシコの祭りの人形。並べてみると不思議としっくりくる。そこに向かって、こっそり商売繁盛を祈願させていただきました。ご利益は、あったのだと思います。

3日間で43社との商談
結果から申し上げると、今回の展示会は本当に大盛況でした。
3日間で、合計43社の企業と商談する機会をいただきました。
内訳もさまざまです。
純粋に「自分で履きたい」と言ってくださる個人のお客様
小売店や卸として「販売したい」というお声
自社ブランドとして「OEM製造をお願いしたい」というご相談
さらに驚いたのは、メキシコ国内の靴下工場の方々が来てくださったことです。競合になり得る立場の方が、わざわざブースを訪ねてきて、そのままコラボレーションの話にまで発展しました。
「一緒に何かできないか」
国も言語も違う工場同士が、靴下という共通言語で会話をしている。あの時間は、今回の出張の中でも特に印象に残っています。

冷静に、でも確かに手応えを
もちろん、浮かれてばかりもいられません。
展示会という場は、独特の熱気があります。その場の勢いで交わされる「ぜひやりましょう」の何割かは、リップサービスであることも承知しています。43社すべてが取引につながるとは、まったく思っていません。
それでも、断言できることがひとつあります。
日本に閉じこもっていたら、こんな機会は絶対にありませんでした。
43社との出会いも、プエブラからの再会も、メキシコの工場とのコラボの話も、すべては「行ってみた」から生まれたものです。行かなければゼロ。行ったからこそ43。この差は、あまりにも大きい。
これからが本番です
展示会は終わりではなく、始まりです。
いただいた名刺の一枚一枚、交わした言葉のひとつひとつ。このご縁をきちんと開花させるために、これからしっかりとフォローしてまいります。時差も距離もありますが、上海のご縁が10か月かけて実を結んだように、焦らず、丁寧に育てていきたいと思います。
日本の靴下工場でつくられた一足が、メキシコの誰かの足元を彩る。そんな光景を、いつか当たり前にしたい。
バナナソックスは世界を繋ぎます。
これからも、どこへでも行きます。



